特集:
2008/05/26 日記<日産・ティアナ>
日産・ティアナ
日産・ティアナ (TEANA) は、日産自動車が製造・発売するセダンである。生産は日産九州工場(所在地・福岡県京都郡苅田町)が担当。
概要
2003年2月3日登場。日産の(特にアジア・オセアニア圏における)世界戦略車としての使命を与えられているため、セフィーロ同様、世界各国で販売されている。日本・中国・台湾・インドでは「ティアナ」として、香港、シンガポールでは「日産・セフィーロ|セフィーロ」として、またオーストラリアやニュージーランドでは「日産・マキシマ|マキシマ」と仕向け地により異なるネーミングで発売されている。また、大韓民国|韓国のルノーサムスンでは「SM7」(6気筒)、「SM5」(4気筒)として同社釜山工場でノックダウン生産されている。ルノーサムスンブランドを除き国内仕様を含め生産は基本的に日産九州工場で行われるが、台湾(裕隆日産汽車)と中華人民共和国(東風日産汽車)のティアナは現地生産である。都内の個人タクシーでは日産車(日産・セドリック|セドリック/日産・グロリア|グロリア)の代替ユーザー及び改造費用が日産フーガ|フーガより約100万円安いことと室内が広く扱い勝手がいいこともあって個人タクシーで多く見かける車両でもある。しかも2300ccエンジン搭載車はレギュラーガソリン対応車でもある。
歴史
初代 J31型(2003年-2008年)
日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞「Best Value」を受賞。最近の車にはない、洗練されたデザインも評価を受けている。
キャッチコピーは「クルマにモダンリビングの考え方。」「SHIFT_interior」。そのキャッチコピー通り、モダニズムのデザインを取り入れたインテリアが特徴。自動車購入の主導権を握る主婦を照準にしたと言われ、実際助手席の居住性をアピールするCMも打たれた。価格もこのクラスとしては比較的廉価なこともあって、好評を博している。特にV6 2300エンジン搭載車はV6エンジンを搭載しならがもライバル車と同等の価格設定をしており、お買い得感がある。
フロントを中心にエクステリアの変更。前後バンパーが若干大型化され全長が4800mm(350JMは4850mm)となった。また、ファインビジョンメーターが白基調になり、JM系はドアグリップ形状が変更された。プラズマクラスターイオンエアコンはJK系でオプション設定となる(JM系とM-Collectionは従来どおり標準装備)。アルミホイールのデザインが16・17インチともに変更された。そして、前期の後半よりJM系に設定されていた本革シートの設定が廃止された(オーテックジャパン扱いのAXISの本革シートは継続)。
画像:Nissan-teana j31zenki-rear.jpg|リア(前期型)
画像:Samsung SM7 zoom.jpg|SM5
画像:Teanainterior.jpg|インテリア
エンジン・ミッション
トランスミッションは6速マニュアルモード付きCVT「エクストロニックCVT-M6」(3500cc)または電子制御4速オートマチック「E-ATx」(2300・2500cc)を採用。
グレード構成
標準グレード。パールスエードシートクロスや、電動オットマン、パワーシートは装備しない。
上級グレード。パールスエードシートクロスや、電動オットマンを装備する。オプションで電動リアサンシェードも設定されている。最上級グレード「350JM」はカーナビやインテリジェントキー、VDC(横滑り防止機構)も標準装備する。
中間グレード。230JKにパールスエードシートクロス・電動オットマン・前席パワーシートを付け足したグレード。特別仕様車のようなネーミングだが、れっきとしたカタログモデル。
上級グレード。装備は230JMをベースに、電動リアサンシェード、215/55R17 93Vタイヤ&17インチアルミホイール、ワイマラナー&パールスエードシートを特別装備。
標準グレード。装備は230JK・250JK FOURをベースに、運転席パワーシート、プラズマクラスターイオン・フルオートエアコンを特別装備。
最上級グレード。装備は350JMをベースに、専用メタル調センターコンソール、大型リヤセンターアームレスト(専用メタル調リッド付カップホルダー付)、本革巻4本スポークステアリング、専用フロントグリル(濃色グレー)、フルカラードバンパー、カラードサイドシル、専用メタル調インストパネル、専用ドアトリム大型メタル調フィニッシャー、専用ドアグリップメタル調フィニッシャーを特別装備。
中間グレード。装備は230JK M-Collectionをベースに、350JM クールモダンの特別装備に追加して、本革巻シフトノブ、215/55R17 93Vタイヤ&17インチアルミホイール(クロームカラーコート)を特別装備。
中間グレード。ベースである230JK/250JK FOURにカーウイングスナビゲーションシステム+バックモニター、インテリジェントキー、パールスエードシートクロス、運転席パワーシート等を特別装備。なお、ごく初期には法人・官公庁向けグレードとして「230JM F-Collection」も存在した。
オットマンシート
ティアナと言えば、オットマンシートが装備(230JK,250JK FOUR除く)と言われるほどオットマンシートを目的に購入する人も多く、特に女性層からの支持が強い。丸みを帯びたフォルム(サッシュドア)のため日産・フーガ|フーガや日産・スカイライン|スカイラインに目を向くが、日産独自の技術であるVQエンジンや、大排気量車では世界初であるマニュアルモード付エクストロニックCVT(3500cc車のみ)が搭載されるなど、先進技術も積極的に取り入れ、日産の開発陣のティアナへの意気込みが感じられる。BestValueに選ばれるほど価格を下げ、走り重視の車ではなく静かな「モダンリビング」を全面的に出している。その他
2代目 J32型(2008年- )
2008年4月25日 - ウェブで先行公開2008年6月2日 - 発表・発売。
エクステリアは先代であるJ31型の良さを残しつつも、2007年の第40回東京モーターショーに出品された日産・インティマ|インティマをモチーフに曲線を多用したものとなり、優雅なボディラインを演出している。インテリアは先代の「モダンリビング」のコンセプトを踏襲するも、ソフトパッドを木目調パネルの上に浮いているように配置して包まれ感を演出したり、インパネと連続感を持たせたセンタークラスターパネルやダブルステッチの立体的なシートと大型化されたヘッドレストの採用により、さらなる上質で快適な空間を目指した。先代で好評だった助手席オットマン|パワーオットマンも継続採用されている。*メカニズム面では4代目日産・アルティマ|アルティマや7代目日産・マキシマ|マキシマ、2代目日産・ムラーノ|ムラーノと同じ日産・Dプラットフォーム|Dプラットフォームを採用したことで好評の走りやパッケージングに磨きをかけた。尚、DプラットフォームはXタイプカウルトップ構造を採用したことで各部のボディ強化による高剛性化を実現している。*足回りについては、リバウンドスプリング内蔵ショックアブソーバーを取り付けた新開発のフロントストラットサスペンションとリアマルチリンクサスペンションにより、先代よりも衝撃吸収性や静粛性を高め、優れた乗り味を実現。*トランスミッションは全車新開発のアダプティブコントロールつきのエクストロニックCVTに進化し、日産・VQエンジン|VQ23DEエンジンは新開発の日産・VQエンジン|VQ25DE(185PS/23.7kg-m)に変更された。エンジン形式こそ日産・セフィーロ|A32型セフィーロに搭載されていたものと同じだが、基本設計以外は別モノである。セフィーロの時とは違い、使用燃料をハイオクガソリン仕様ではなくレギュラーガソリン仕様とすることで経済性にも配慮されている。
尚、VQ35DEと4WD専用の4気筒・QR25DEについてはリファインされているものの、基本的には従来どおりである。*初代ではDVD方式だったナビゲーションシステムはハードディスク|HDD方式に進化し、加えてメーカーオプションでBOSEサラウンドサウンドシステムも設定された。*グレード表記に関してはフルモデルチェンジを機に「JK」、「JM」から「XE」、「XL」、「XV」へと変わっている。先代で好評だったオーテックジャパン特装車の「日産・アクシス|AXIS」はこのモデルでも用意される。 *初代の日本仕様車はオプションを含めサンルーフの設定がなかったが、2代目ではサンルーフ|スタイリッシュガラスサンルーフとして新たに用意されている。機構としては前・後席それぞれの天井部分に(中央に向かって)電動で開閉できるシェードつきの空間があり、その上部に前後2分割された大型ガラスルーフが搭載されているというものである。ガラスルーフのフロント部分は電動アウタースライド式のため、室内のヘッドクリアランスを損なわずにすむという利点がある。*日産・エクストレイル|エクストレイルや日産・プレジデント|プレジデントにも採用されているスクラッチシールドをボディーカラー(全6色)に関わらず全車に採用。インテリア色もボディーカラーに関わらずブラックとシルキーエクリュ(ベージュ系)から選択可能である。*先代に設定されていた電動リヤシェードはなくなった。*350XVに標準装備の挙動安定装置(横滑り防止機構|VDC)は、250XV以外のFFモデルや4WDの「FOUR」にはオプションを含め設定されていない。ボンネットの開閉はダンパー|ガスダンパータイプではなく日産・ティーダ|ティーダなどと同様に棒で支えるタイプである。
車名の由来
キャッチコピー
J31型
J32型
CMソング
CMキャラクター
J32型
関連項目
*日産・マキシマ外部リンク
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